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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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Energy Flow

熱々のハーブティに ふーっと息を吹く。
曇った窓ガラスを手のひらで擦ると
公園の冬景色が 広がる。

放り投げたままの めいの赤いランドセルを見つめ、
楽しげなブランコの音と お友達とはしゃぐ声に微笑む。

コーラルオレンジとサーモンピンクのしじまに
切り絵になった遠くの山の一本の大木。
そしてまた その大木の隣家に 灯りが点いた。

そこは 父が亡くなり、母がひとりになってしまった後、
母との同居を考えて 見に行った家だ。

その遠い家に灯りがともると、
小学生の頃、題名は忘れたけれど
国語の教科書に書いてあった物語を いつも思い出す。

夕陽が辺りを包むころ、
その山の向こうの 灯火の家を想う
そんな少年のお話だった。



私は 黄昏時のこの景色が 大好きだ。

四季折々の日本の風景は 人生を物語っているように
一日のこの移りゆく風景もまた 人生を物語っているように感じられる。

このときを 林住期というのだろうか。

すると、そんな景色の中に 立っていた
一本の百合の木に ゆらゆら揺れる 一枚の朽ちた葉を見つける。
もうすぐ風に吹き飛ばされてしまいそうな
そんな葉も それはまたそれで 趣を感じる。

ふと、先日 寺山心一翁先生のチェロが、
子守唄を奏でてくれた そのときを思い出した。

それを聴いて 涙する人もいた。
子どもの頃、母におねだりをしたことを思い出していた人もいた。


でも 私は


何も思い出せなかった。


何もないからだ。
母に抱かれた思い出も、
おねだりを言った思い出も・・・写真も・・・
まして子守唄なんて・・・。

やっと思い出したのは、
小さい頃よく見ていた、
階段から突き落とされる夢と
空洞から出られない夢。

ただ、それだけだった。

小さい頃の思い出がないことを 初めて知った。
初めて感じた。
戸惑った。
独りで乾いた。

それでも 一所懸命思い出したのは、
母がいなくなってしまった 一週間ほど前に
弟と私を初めて公園に連れて行ってくれたこと。
ただ、それだけだった。


もしかしたら、ちひろの方が
たとえ養母であっても
私に抱かれた思い出も
おねだりを言った思い出も あるのかもしれない。


でも、だから・・・。

だからといって、それが何だというのであろうか・・・。


今ここを生きているしかないし、
今ここを生きていれば、
思い出せる思い出は 色づいてくる。

それに、今ここにあるしあわせを感じていれば
子ども達も そして 
いつかきっと現れる つるつるほっぺの孫達も
みんながしあわせになれる。


以前ならば、消えてしまいそうなくらい
寂しく感じていた そのひとりの葉が
コーラルオレンジに 染まって笑ってた。

もうしがみついてないで・・・。
風に飛ばされて行って・・・。

Energy Flow。
私の子守唄。

爽やかな風に乗って
いつしか 春の潮騒に漂っているだろう。


か・み・さ・ま・の・言・う・と・お・り・な・の・な・の・な!
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