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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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強さと明るさとミッションと

お正月以来、久しぶりに義父の家に 行った。
掘りごたつに みんなの足が絡まり合う。

「ほら、聡から挨拶状が届いたよ。」
義父が嬉しそうに、私たちに1枚の葉書きを見せた。

孫からの挨拶状だ。

法科大学院卒業後、司法試験に合格し、修習生を経て、
弁護士事務所に就職し、弁護士事務所から届いた挨拶状だった。

「今の世の中なのかな・・・。一般企業じゃ考えられないよな。」
と嬉しそうに、夫は 葉書きの甥っ子の顔写真を見る。

「そうだよ、一般企業じゃ、新入社員の紹介なんて、考えられないよ。
新入社員なんて、大体 ゴミみたいなもんなんだからな・・・。」
と 義父が答えた。

「おじいちゃん! ゴミゴミって、言わないでよ(笑)!
それでなくても、会社で、散々新入社員なんて、ゴミだって、
言われてるんだから・・・。」 と さつきが反論した。

「そうか・・・。さつきは、上司にゴミって、言われるか・・・。」
義父は、嬉しそうにさつきに 言った。

「でもね、ゴミの中にも光るものがあるんだって、
上司が言ってくれるんだ。
この間ね、女性の上司が、私のことをチームに選んでくれて、
その上司のロープレを見たの。
そうしたら、やっと解ったの、自分の成績が伸びない理由が・・・。
本当に心の底から 相手を真剣に思っていなかった
自分に気がついたの・・・。」

「そうか・・・。さつきもいろいろ苦しみながら、
結構やってるんだ~(高笑)

そう言えば、2~3年前に、近くに新しい病院が出来たんだよ。
そこの開業医の先生が、この辺りの家 
一軒一軒に名刺を配って歩いてたんだよ。
随分、商売気がある医者だな・・・って、最初は思ったんだけど、
その病院は、年寄り相手に、丁寧にいろいろやってくれるんだよ。
例えば、車で送り迎えまでしてくれたり・・・。

・・・名刺を配って、配りっぱなしではお話にならないけど、
最初はどんな人も、初心者なんだから、
ひとりでも多くの人を診させていただいて 
それで腕を上げたんだろうね・・・。
ひとりひとりを大事にしてくれるって、
今ではその病院は、大人気だよ。」

・・・そうか・・・
それこそ、本当の意味での謙虚ということではないだろうか・・・。

「そうだね・・・。ひとりひとり・・・ね・・・。
この間、上司も言ってた。
授業をすることは、誰にでも出来る。
でも、生徒とその親のことを 解ってるのは、君たちだけだ。
だから、誰も、代わりは出来ないんだよ。 
教室は生き物なんだ・・・って・・・。」

塾の講師をしているさつきが 少しずつ成長していくのが
手に取るように解る。

本当に 人様のお陰様 社会様様だ(笑)!
もう後は、社会に任せておけば それでいいんだ・・・

「そう言えば、まだ、何か書いてるの?」
夫が 義父に問いかけた。

戦後、長年 新聞記者を勤め上げた義父は、その後も暫く働いたあと、
今では、新聞業界新聞の記事を 毎週ワープロで打っている。

「書いてるよ。この間は、『オバマ報道「狂奏曲?」』 
と題して、記事を書いたよ(笑)。」

義父のその記事は、民主党オバマ政権誕生を報ずる 
各紙について記していた。

「・・・・・・「これは日本の新聞か?」と錯覚するほど、
まるでアメリカ合衆国日本州の市民を対象にしたような
オバマ報道狂奏曲の感がする。

・・・・・・

米大統領の交代は ニュース価値としてきわめて高い。
トップ扱いは当然だが、オバマ大統領の一挙手一投足まで
日本国民に詳報する必要があるだろうか? 
必要なのは人柄、生い立ち、考え方、対日思考であり、日米関係の変化だろう。

・・・・・・

ここらで日本は、対米依存ではない
真の独立国家の樹立を考える転換期を迎えるチャンスにすべきだろう。
定額給付金などのバカ論議などしているうちに、
日本の国際的地位は下落しますぞ。 」

今年、88歳になる 義父は、敗戦後 対米依存した
品格のない日本の情けなさを 常々私たちに語るが、
未だに発信し続ける その熱い想いに、
私は 心から尊敬している。

「こういう記事の内容って、どこで いつ考えるの?」
と 夫が聞いた。

「毎朝の散歩のときだよ。
3時半に起きて、ラジオ深夜便の心の時代 を聴いて、
それから、神棚とか仏さんのお給仕とか いろいろなことをして、
5時くらいから、各新聞を買いに行きがてら 
1時間近く散歩しているときだよ。
歩きながら、こんな詩も作ったよ。
〈 残月や みぎにひだりに 散歩道 〉。
結構、だからこう見えても、僕は忙しいんだよ。」
と、高笑いしてみせる義父。

まだ暗い散歩道の義父を想った。
胸が熱くなった。

日本国への想いと 息子たち家族と孫のしあわせを祈り、
そして 亡き妻への想いを 一番知っているのは、
まだ、暗い5時頃の散歩道の義父を 
みぎにひだりに見守る お月さまなのかもしれない。

義父を「ひとり」にしている 私たちの我が侭を赦し、
依存しない生き方を貫く 義父のその強さと明るさは、
こうして発信し続ける ミッションにあるのだろうか。

明日の朝も、この満月を仰ぎながら、
お月さまと語らうのであろうか・・・。



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