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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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旅の始まり (3)

…なんて 名のれば いいのだろう…。
何も 考えていなかった…。
「紅林 千賀子です。
田中 勇次さんに お渡ししたいものが
ございまして、伺いました。」
「はい。ちょっと 待ってください。」

男の人が 出てきた。
お会いしたとたん、結婚式に来てくれた方だ…。
…そう 思った。

「突然 お邪魔してすみません。
田中 勇次さんの 最初の妻の千賀子です。
ご無沙汰しております。」
「ああ、千賀子さん。」

あぁ 覚えてくれていた…。
胸が 熱くなるのを感じた。

「今更、のこのこ 伺える立場では ないのですが、
娘の さつきが お父さんに会いたいというので、
とりあえず 手紙だけでも 渡してこようと
お伺い致しました。」

「こんなところでは、何だから。さあさ、中へ入って。」
「いえ、直ぐに失礼致します。」
とても 敷居をまたげない…そう思った。

「勇次さんは どちらか ご存知ですか?」

「うん。あまりよくは 知らないけどね。
兄貴がそこに住んでいるけど、
今 入院しているし、両親はもう、死んでしまったし。」

「そうですか…。あのー、この手紙、お渡し願えますでしょうか…。」
「お嬢さん、いくつになった?」
「もうすぐ、24歳になります。」
「そうかね。もうそんなになるのかねえ…。」

私だけでなく、娘のことも 覚えていてくれた…。

「そうだね。携帯番号を知っているから、
とりあえず 電話してみるよ。」

「ありがとうございます。お手数をおかけいたします。
よろしくお願い致します。
それから、私の連絡先をお渡ししておきますので、
ご連絡をいただけますでしょうか…。」
と メモを渡した。

「そうだね。では、連絡しますね。」
「はい。ありがとうございます。
突然、失礼致しました。」

表玄関のドアを閉め、通りに出た。

心が 伝わった…そんな気がした。
そして、それと同時に 自分が情けなくなった。

あのおじさんの記憶の中に、
あの時の 私とそして娘が 確かにいた。

私は なんてことをしてきたのだろう…
結婚式でも そして その後も
きっと どこかで 私たちを 
思い出してくれていたに 違いない。

今まで、散々したつもりだった デトックスは
ただ そのつもり だったように 思えてきた。

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