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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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東京音頭♪

2年半ほど前に、動脈硬化により叔母が倒れてしまいました。
亡き母の姉です。
その後、2件の病院に移った後、
介護老人健康施設に入所して、リハビリを続けています。

ひとりになった叔父は大変耳が遠く、
ヘルパーさんなど 他人を家に入れるのが怖いらしく…
叔父たちの二人の息子たちも、近からず遠からずの距離にいるため…
親戚で、一番近い私が、それから
週に数回、食事の支度に行くようになりました。

また、その叔父の家のすぐ近くの有料老人ホームで
お洗濯やお掃除など、簡単なお仕事をする人を募集していたので、
そこでホンノ少しだけ、お手伝いさせていただいています。

有料老人ホームは、「館」とでも言うべき素晴らしいところで、
スタッフのケアもさることながら、
飾られる調度品や 全館に流れる音楽などなど・・・
こちらまで心が癒されてまいります。

そこで働くスタッフの方々も、とても気持ちのいい方ばかりで、
とても恵まれた環境に 心から感謝しています。



ところで、そんなある日、
出来上がったお洗濯物を各お部屋にお届けにあがった時のことです。

入居者さんのおひとりの方が、私の胸の名札を見るなり、

「あら、千賀子ちゃん!」と おっしゃるので、

「橋本さん、お元気ですか? お具合いかがですか?」
と、手を握ると、

「あなたの生まれは、どこですか?」
と 聞かれます。
「私は、東京です。」
と 答えると、
「私も、足立区○○にいたんだけど、そこは東京ですか?」
と 聞かれます。
「はい。そうですよ。東京ですよ。」
すると、
「そうですか。」
と 言って、手を叩きながら、
いきなり東京音頭を唄いだしたのです。


私も嬉しくなって、寝ていらっしゃる橋本さんのおそばで、
一緒に手を叩きながら、東京音頭を唄いました。


ハァ 踊り踊るなら チョイト 東京音頭 ヨイヨイ♪
花の都の 花の都の真中で サテ
ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ♪
ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ♪


唄い終わると、とても嬉しそうな笑顔で、

「あ~!私はあなたに会えて本当に良かった!」
と おっしゃるのです!

私は もう胸がいっぱいになって、
思わず涙が溢れてきました。

「私はあなたに会えて本当に良かった!」

なんて素敵なお言葉でしょう!
こんなにも喜んでくださるなんて!

私は、再び手を握り締めて、
「まあ橋本さん! そんな風に言っていただけるなんて、本当に嬉しいです!
先ほど、お持ちしたお洋服・・・とても素敵でしたね~。」
と 申し上げると、

「あれはね、娘が買ってくれたのよ。
娘はね、保育園の園長先生をしているの。
主人がね、女の子でもちゃんと職を持ったほうがいい・・・
って、教育してくれたのよ。」

「そうですか・・・。」
お部屋のお仏壇に目をやりました。

初夏の黄昏どき・・・。
サーモンピンクより少しオレンジがかった光が カーテン越しにさし込みます。

すると、お部屋の隣にある中学校から、
「ファイト!オー!ファイト!オー!」
と、女子生徒の部活動の声が聞こえてきました。

橋本さんは、目を瞑りました。
娘さんを思い出していたのでしょうか・・・。
それとも、ご自身の遠い昔を思い出していらしたのでしょうか・・・。

再び、手を握り、
「橋本さん。また、来ますね~。」と、部屋を後にしました。

部屋を出た途端、また涙が溢れてきました。


また、別の日に、館内を歩いている橋本さんに お目にかかりました。

にこにこと、橋本さんは、私の名札を見て、
「紅林さん。あなたの生まれはどこですか?」
と、聞かれました。
「東京です。」と答えると、
「私も、足立区○○にいたんだけど、そこは東京ですか?」
と 聞かれました。
「はい。そうですよ。東京ですよ。」
と答えると、
「そうですか。」
と言って、歩いて行かれました。


隣にいたスタッフが、
「あの方、解っていそうで、そうでないのよ。」
とおっしゃいました。

私は、少しがっかりしましたが、
振り返り、ふふふ・・・と 笑いました。



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