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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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いのちのバトン

少しずつ肌寒くなり、日が短くなってきた。
パートから帰り、洗濯物を取り込みながら、
夕焼けに染まる隣の公園で、
ブランコのギーコーギーコーという音を聴きながら、
仕事先でのことを思い出していた。



数日前のことだ。
パート先の老人ホームに着くと、
何だかざわざわした空気が漂っていた。

休日は、きっと湘南の海でサーフィンでもしてるのかなと思えるような
日焼けした若い介護スタッフの彼の 真っ赤な目を見て分かった。

とうとうお亡くなりになったんだ、竹川さん・・・。

ホームで具合が悪くなり、病院に運ばれ、
それから3週間ほどして、ホームに退院してこられた竹川さんだ。

消化機能の低下によって、入院していたのだったが、
もう回復の目処が立たず、ご家族と共に、
老人ホームでの最期を選ばれたのだった。

退院されるその日、
「竹川さんが病院から帰ってみえるから、セットしてください。」
介護スタッフのチーフに頼まれ、部屋の掃除と、ベッドを整えた。

終わると、何とはなしに、
「90歳のお誕生日 おめでとう!」と書かれたバースディカードと
亡き奥様の写真を眺めた。

いつもと違って、竹川さんのベッドの横に簡易ベッドが置かれたのを 
不思議に思いながら、洗濯室に戻ると、

「竹川さん、退院されるけど、
もう、食べることも飲むことも出来ないんですって・・・。
早く、ホームに帰りたいっていうご本人の希望で、
戻ってこられるのだけど、ここでお見送りするんですって・・・。」


・・・そうだったんだ・・・。
さっき整えてきたベッドは、あの世へ旅立つまでの間、
この世での過ごす 最期の場所だったってこと?


・・・看取る・・・


私が両親を看取ったときのことを思い出していた。

父が亡くなる2週間ほど前に、母に一冊の本を渡された。
内藤いづみさん対談集「あなたと話がしたくって」という
永六輔さん・鎌田實さん・遠藤順子さんとの対談集だ。

「ご臨終です」と告げられてもなお、聴覚はまだ生きているから、
「ありがとう・・・。」と告げるといい・・・
というようなことがそこに書いてあって、
その本のとおり、私は、病室で血を吐くくらい
・・・ありがとう・・・ありがとう・・・と叫んだ。

父の時も・・・
そして、母の時も・・・。

それからまた、あの世へ旅立つとき・・・

看取ってくれた者へ 大きな愛を遺すそうだ。

あの付き添っておられた竹川さんのお嬢様も
大きな愛を竹川さんから受け取られたに違いない。

それを
いのちのバトン・・・
というものなのかもしれない。



久しぶりに、竹川さんのお部屋に掃除に入った。

カーテンを開き、窓を開けた。

爽やかな秋の風は、
あのブランコのようにカーテンを揺らし、
急に光が射しこんだ部屋に
飾られた白一色の花の香りを漂わせた。
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