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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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一瞬は永遠

高3の息子のスポーツ大会だった。
もう最後だから・・・と息子のお友達のお母さんと待ち合わせて、見学に行った。

風は爽やかだけれど、日差しはかなり強い。
もう梅雨明けしたのかな?と、空を見上げると、遠くに入道雲が見えた。
そろそろ夏本番だ。


昨夜のことをふと思い出した。
息子が、玄関からちょっと出たと思ったら、
「すごいよ。かあさん!」と、直ぐにデジカメを取りにきた。

「どれどれ」

コバルトの空に、月と星のランデブー・・・。
煌々と照った三日月の横に、キラキラ一番星が光っていた。

「お兄ちゃん、貸してご覧?!」

家の中で一番メカに強い末娘が、家から出てきて、デジカメを取り上げた。
それでもなかなか、綺麗には撮れない。

「神聖なものは、やっぱりデジカメなんかに収めるのではなくて、
やっぱり心に収めるべきなんだな。」と息子が言った。
・・・確かに・・・
しかし、いくら明日のスポーツ大会に向けてとはいえ、
殆ど金髪のアンタに、そのセリフ、似合わないよ^^



グラウンドにおりた。
金髪の息子が、今ここを、最後の思い出に、みんなと
頑張っている姿が、キラキラ眩しかった。

しばらく見学した後、「今日は仕事だから、もう帰るね」

校門を出ると・・・もうこれで、私の出る幕はないんだな・・・と思った。
急に寂しさがこみ上げてきた。

今までいろいろやらかしてくれた息子だった。
中学の頃、サッカー部を辞めさせられそうになったとき、
「この子が何したって言うんですか!」
と先生に食ってかかったら、
「もういいよ、母さん。こいつら(先生)に何言ってもわかんねえよ。」
と半べそかきながら、言ってた。
主人と、校長室を出ると、
「あいつら、本当にバカだな」 とめったに言わないセリフを主人が吐いた。

高校生になって、バイクで事故を起こした時、
「自分で責任を取る約束で、免許を取ったんだから、
自分ですべての処理をしろ!」と、主人に怒鳴られていた。
でも、そんなことがきっかけとなり、バイク屋さんのオーナーが率いる
社会人サッカーのチームに入れて貰った。

そんなことも、どんなことも、
本当に今となっては、大切な大切な宝物だ・・・。

これから大学生になり、社会人になって、結婚でもしたら、
私なんて、お祓い箱なのかな・・・。
・・・お祓い箱にならなくっちゃ・・・仕方ないよね・・・。

坂道をとぼとぼ降りながら、思った。

今のこの風の香り。この汗の匂い。空の色。蝉の声。雲の形。
友達の笑顔。先生の声・・・

まばたきひとつで、変わってしまう・・・
この一瞬一瞬を 大切に心の襞に刻んでね!

もうこれから先
あなたの人生を誰よりも誰よりも、応援してくれるのは、
私でも、父さんでもなくて・・・周りのご縁で結ばれた人たちなんだから・・・

そして誰よりも誰よりも、支えてくれるのは、
あなた自身が歩んだ道のりなのだから・・・。


帰りのバスで、うつらうつらしていたとき、
そうか・・・と思った。

私が何故、澤谷先生の師である、浅野晃先生の
「ハマナスの歌」が、好きなのかが、今頃になってやっと解ったのだ。


ハマナスの歌
                    浅野 晃

北の海の砂丘のかげにハマナスの一族は屯ろしてゐた
夏がきて海が藍色に輝きはじめると彼らはまつ赤な花をつけた
濃霧のなかで花は蕊のつけねまで濡れた
太陽がそれを乾かした 花は喜びにふるへた

花のかぐわしい匂ひを海からの風がまきちらし
虫たちは集つてきて蜜を吸つた
嵐のなかでも彼らはもちこたへた
夜は月が露よりもしづかに彼らの影を深めた

人間の一団がやってきた 鼻をくんくんさせて
彼らは花を見つけた「きれいな花があるで」
そして海ぞひに小舎を建てた それら
粗末な小舎のうしろにハマナスは咲きつづけた

つぎの一団がやつて来た 彼らは
向こふの曠野を伐りひらいてここまで来たのだ
「ほお ええ匂ひの花だの」と彼らはいひ
そこに馬鈴薯と唐黍を植えた

ハマナスの一族はいまはわづかに残つてゐた
それでも夏がくるとうつくしい花をつけた
人間たちは彼らをかへりみることなく
夜は汐鳴のなかで烈しく慰めあつた

子供たちだけは花の前にたちどまり感歎した
ハマナスは感謝した そして云つた
〈いつまでも小さいままでゐて下さいね〉
けれどハマナスの言葉は人間の子供には通じなかつた
彼らは上手に刺をよけて枝ごと花をとると
歓声をあげて浪うちぎはへ走つていつた
日が暮れた 海も暮れた 彼らの影はもうない
砂の上に彼らが忘れた紅い花だけがある



あの知床のハマナスは、

遠い遠い夏の日、家族と行った・・・
あの海の家の裏にあった・・・

そして毎年この時期、父が買ってきてくれた

ほおずきだったのだ・・・。

母に教えてもらい、

破けては捨て、破けては捨ててしまった・・・

あのほおずきだったのだ・・・。



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