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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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蝶が運んできてくれた

「近くの病院にまた薬を貰いに行ったんだけど、
ちょっと話さないとならないことがあるから、今から帰るね」

実家を離れ独り暮らしをしている長女からのメールだった。


むくっと起き上がり、台所に立つ。
娘の好物のお野菜たっぷりの切干大根を作り始めた。


「ただいま」の声がか細かった。
・・・さあ、とにかくご飯だ。

美味しそうに、おかわりをする娘の姿にホッとした。
食事が終わり、お茶を入れると、娘に病院の先生の話を聞いた。

一番下の娘は直ぐに察知して、
テレビを見ながら、背中で私たちの会話を聴いていた。

かなり酷くなっていたようだった。


「数値なんて、気にしない方がいいよ」
と慰めながらも、放射線治療という響きにすくんでしまった。




数日後、娘から今度は携帯に電話が入った。

「彼から、言われちゃった。
実家に帰って、治療に専念しなさいって・・・。
このままハードな仕事を続けて、
自分の身体に向き合わないなら、
もう別れるって・・・。」


付き合っている彼の言葉が
やっと娘の胸に突き刺さったようだった・・・。


娘が発病して、かれこれ4年の年月が経つ。

夜の10時から営業会議が始まり、
深夜に帰るという過酷な仕事を続けてきた娘に
何度仕事を辞めるように言っただろうか・・・。

コンビニ弁当は保存料だらけだし、
外食も栄養が偏るから止めるように何度言っただろうか・・・。

駅まで17分の距離がまともに歩けなくなる姿を見て、
ホームで、何度隠れて泣いただろうか・・・。

甲状腺からのメッセージは、
きっと、言いたくても言えなかったことなのかも知れない・・・。

ふと、母子家庭生活の頃に、ある人に言われたことを思い出した。

「お嬢さんにしてみたら、向こうは大島と言う感じでしょうね・・・」

それは再婚しても、ずっと続いていたのだろうか・・・。



あまりにも自分の身体を酷使する娘が痛々しくて、
何をしていても娘のことが頭から離れない日々が続いた。

買い物帰りに、とぼとぼと歩いていたある初秋の頃・・・
目の前に、ひとひらの桜の葉が落ちてきた。
その瞬間、
「いいんだ・・・これで・・・。
時が来れば、葉は落ちるし、
時が来れば、必ず花が咲くのだから・・・。」

桜の葉に教えてもらい、やっと肝を据えた。


神様・・・私からでなくてもいい・・・
いつの日かきっと・・・どなたかから・・・何かから・・・
娘がちゃんと自分の身体と向き合い、
自分の身体を大切にする日がきますように・・・。


・・・やっとその想いが届いたのだろうか・・・。
・・・やっとその時が来たのだろうか・・・。



とても嬉しくて・・・
・・・そしてちょっぴり悲しかった・・・。



昨日の夜のことだった。
娘からまた、メールが届いた。

「彼から、正式にプロポーズされた。近いうちに挨拶に行くと思う。
ちゃんと身体を治す。夏までには仕事も辞める。」

挨拶に来るって・・・
「お嬢さんをください」
って、言われるのかな・・・。

そうしたら、主人はなんて答えるのだろうか・・・。
まず鼻をすするだろう。
そうして、
「ふつつかな娘ですが、どうぞ宜しくお願いいたします」
と言うのだろうか・・・。


今の夫が娘の父親になったのは、
娘がまだ7歳の頃だったから、もう21年余りも、ふつつか過ぎる娘だった。
まともに、しつけられなかった娘だった。
これから躾け直さないとならない娘だ。

「実家とは、いずれ嫁ぐための修行の場」
とどこかで聞いたことがあるが、
何の修行もしていないではないか・・・。


料理が得意な彼・・・。

やっぱりどこかで彼女は彼に、実父を求めていたのだろうか・・・。
とても器用だった寿司職人だった娘の父親である別れた夫を思う。

娘の実父も、祝福してくれるだろうか・・・。


そう言えば、昨年の5月は、
娘と一緒に、新幹線に乗り、
娘の父親の亡きご両親のお墓に
新潟まで初めてお墓参りに行ったのだった。


「大変ご無沙汰してしまい、申し訳ございませんでした。
○○家の嫁が務まらず・・・本当に申し訳ございませんでした。
特に、娘のことは、とても可愛がって下さりましたのに・・・
突然、連れ出てしまって、
どれ程、寂しい想いをさせてしまったことでしょう・・・。
○○さんにも、辛い思いをさせてしまいまして、
本当に申し訳ございませんでした。
その後、私は再婚し、そして娘は、お陰さまで、もう26歳になりました。
これまでもずっとお見守り下さり、本当にありがとうございます!
どうぞ、娘のことは、これまで通り、見守ってやってください」


お墓から帰るとき、
急に現れたモンシロチョウが私たちを見送ってくれた。
そのモンシロチョウの姿に、亡き義両親を感じ、
「結婚が決まったら、また来ようね!」
と言って、娘と帰ってきたのだった。


別れた夫のご両親が、
このご縁を・・・
運んできてくれたのだろうか・・・。














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