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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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夫と共に・・・ 〈後編〉

家に着くなり さつきが
「パパとママに 話があるんだけど・・・。」
と 言ってきた。
深夜になって、さつきが リビングにやってきた。
「なあに?話って・・・。」
「あのさ、独り暮らしをしたいと思うの。」
・・・そう言えば、この間から 言ってたっけ・・・。

「目的は?」
と 夫が聞いた。
「自立して、自律したいから・・・。」
と テーブルに 指で 字を書いた。
「そうか・・・。独り暮らしがしたいって 
いう気持ちも解らないでもないけど
でももっと 先の話だと思ってたな。」

さつきが アパートの図面を見せ始めた。
もう既に 不動産屋さんに 行っていろいろ 調べていたらしい。
私たちも 1枚1枚 図面を見てみた。

「生活するのに ひと月10万くらいかかったとしたら
年間120万くらいになるけど、いいの?
また 留学したいとか 言ってたけど・・・。
今 どこもお盆休みだから きっとその物件も 
動かないと思うから
もう一度 その辺りを じっくり考えてみたら?」
と 私が言った。

「そうだな。慌てることないよ。」
と 夫が言った。

「うん。解った。もう少し、考えてみるよ。
そう言えば、ちひろはどうした?
もう直ぐ、パスポート取るんでしょ?」

「うん。昨日、お役所に戸籍の申請を出してたよ。」

「そうか・・・。いよいよだね。私、もし家を出るとしても
ちひろと ちゃんと話をしてからにする・・・。」

「そう。ありがとう。」

夫は お風呂に入りに 行った。
「さつき。あなた ひとり暮らしがしたい・・・って
もしかして お父さんにも相談したの?」

「うん。したよ。そしたら、《 俺は お袋に似て 心配性だからか
女の子の独り暮らしは 心配だな 》って・・・。」

「やっぱり そうか・・・。今 事件も多いし、心配するよね、一般的には・・・。
それ言ってたら きりがないし、事件も自分で引き寄せているのだけど。
でも、たくさんの人に 愛されて アドバイス貰えて さつきはしあわせ者だね。」

「うん・・・。そうだね! じゃ、おやすみ。」

さつきは 何だか肩の荷を降ろしたかのように 部屋に戻った。

・・・さつきが この家を出て行っちゃったら 寂しくなるな・・・。
自立したいという気持ちを 妨げてはならないけれど・・・
ずっと 一緒だったんだもの
・・・結婚して 出て行っちゃった時 
親って みんな 本当に寂しいんだろうな・・・



お風呂から出てきた夫に、ビールをついだ。

「ごめんなさい。黙ってて・・・。でも 自責の念だなんて・・・。
あんなに感謝しているさつきのメールを見て、
つくづく 貴方は素晴らしいと思ったし、
それに、この年月は だてに流れていなかったんだなって
・・・そう つくづく思ったよ。
先に貴方とさつきが 実証してくれたんだね。本当に ありがとう。」

夫が 微笑んだ。

「ねえ。そういえば、この間ね。
さつきったら、仕事先の塾で 夏期講習に来る生徒の親御さんに
父母会を開いたんだって。
その時にね、ホワイトボードに 黒い丸を書いて
お母様方は これを見て、どこを見ますか?って・・・。

ここには、白い部分が こんなにたくさんあるのに
黒い丸ばかり 見ていませんか?
お子さんも 素晴らしいところが 
こんなにたくさんあるのですから、
この広くて白いところ、つまり お子さんのいいところ
素晴らしいところを 見てやってください
・・・って 話したんだって!」

「え~?さつきが? 偉そうに・・・(笑)
不登校になったり、いじめにあったり、
いろいろあったのに!だいたい、それ、どこで仕入れてきたネタ?」

「私も びっくりして それを 聞いたらね、大学の社会学で 
習ったんだって(笑)
でもね、お母様方は、そのさつきの話を聞いて、
涙ぐまれていたんだって・・・。

あの子は、確かに社会学でそれを学んでいたかも知れないけど、
でも、それを聞いた瞬間 それが 私の子育てだったな・・・って 
反省させられたの。
今でもまだ そんなところ 少しあるかもしれないな・・・。
黒い丸を見つめて フォーカスしちゃうところ。
これからはさ、お互いに 楽しみながら 努力して 
そして 何より広くて 大きくて その白いところの方を 
見て行きたいね?」

「そうだな・・・。この年になっても、子どもに教わることの方が 
ホントに多いな・・・。」

本当にそうだ・・・。
いくつになっても まだまだ 学ばせて貰っている。
子どもって 本当に 素晴らしい。


・・・もしかしたら、夫は、あのブログを読んで、
男として 別のものも 感じてもいたのかもしれない。
それが 何なのかは よく解らないけど でも
男とか 女とか・・・そういうのものよりも
・・・何か もっと他のものを大切にしたい・・・。
あるがままの本質・・・。

・・・夫と共に 今のしあわせを満喫して 生きていきたい・・・
そう 深く思った。
やっと 私たちは 気持ちが繋がってきたのかもしれない・・・。
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