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EMI

Author:EMI
4人の子どもの母で、ステップファミリーです。

これまでの子育ての経験を元に、
ママたち・パパたちの応援団をしています。

子どもは親を選んで生まれてくるようです。
そしてだれもに、生まれてきた理由があるみたいです。

尊い人生を心豊かに・・・丁寧に・・・

ウキウキワクワク・・・生きていきましょう。

~あなたに代わる あなたはいません~

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胎内記憶のリサーチをしています。 お子さまの胎内の記憶・誕生記憶・雲の上での記憶など・・・お話でも、お絵かきでも構いません。 是非、お気軽にご連絡ください。 luckyemi3580@yahoo.co.jp

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月のうさぎ

鈴虫の声を 聞きながら
夜道をとぼとぼ 歩いていた。
そう言えば 小学生の頃 音楽の時間に
みんなで 輪唱した 「虫の声」

あれ松虫が 鳴いている
ちんちろちんちろ ちんちろりん♪
あれ鈴虫も 鳴きだした
りんりんりんりん りいんりん♪
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ♪

輪唱という その順番に
何がそんなに おもしろくて笑っていたんだろう・・・。
何がそんなに 楽しくて顔を見合わせていたんだろう・・・。

そんなことを ふと 思い出しながら
今朝の「読み聞かせの会」を 思い出していた。

今 子どもたちに 少しでも 本の面白さを伝えよう!と
先生方が 朝 職員会議をしている10分間
ボランティアが 低学年の各教室に入って 本を読んで聞かせるという会だ。

私も小学生の頃 新任の担任の先生が 毎朝「赤毛のアン」を
読んでくれたことが きっかけで
アンの大ファンになり 読書が大好きになった。
その後「ギリシャ神話」に とても感動して
読書感想文は 朝礼台の前で校長先生に 表彰状を戴いたことがあったが
それも その新任の担任の先生のお陰だと 心からそう思っている。

ところで 今日はどうしても 読んで聞かせたい本があり
わくわくして2年生の教室に 入った。
それは「月のうさぎ」だった。

子どもたちは 机を教室の後ろに下げ
私の前に 扇形に座った。
「ねえ。みんな~。この間 満月だったよね~!見た? 
中秋の名月って言うんだよ。聞いたことある? まん丸いお月さま 見た人?」
と 私が手を上げると
10人くらいの生徒が 元気よく 手を挙げてくれた。
「はい!今日は そのお月さまの お話です。
ちょっぴり しんみりする お話なんだけど 静かに聞いてね・・・。」

・・・おい・・・。しんみりって どういう意味?
・・・わかんない。・・・こそこそ 内緒話が 聞こえる・・・(笑)

《 むかし むかし、そのむかし。とおいとおいインドという国に、
うさぎときつねとさるの3びきが、くらしていました。・・・

・・・インドは、おしゃかさまという、
えらい仏さまがお生まれになったところです。・・・

3びきがなかよくあそんでいると そこにひとりのおじいさんが、つえにすがって、
とぼとぼと 歩いてきました。

遠い国から 長い旅をしてきた 疲れきってしまったというおじいさんの話を聞いて
さるは 木に登り、きつねは川に行って 食べ物をさがしました。
でも うさぎは 探せど探せど ひとつも 探すことができません。

それから毎日 そのくらしが つづきました。

ある日、うさぎがいつになく、にこにこして、ほがらかな声でいいました。
「わたし、今夜こそ、おじいさんに すばらしいごちそうをするわ。
ゆうべ 夢の中で 月の女神さまから、とてもいい食べ物が
ある場所を教えていただいたの。 今日は たきぎをたくさん集めて
火をたいて まっててね。」

いつの間にか 満月が のぼりはじめ、あたりはまばゆいほど 明るくなりました。
明るいほのおをかこんで、おじいさんときつねとさるが、
火にあたっていました。

そこへ ぴょんぴょん、うさぎがとんで帰ってきて
「おじいさん、どうしてもわたしは力がなくて、
とうとう食べものがとれませんでした。
だから、こんやはこれを食べてくださいね。みなさん、さようなら。」
と 言ったかと思うと、うさぎの真っ白な体は、ぴょんとはねあがり
真っ赤にもえる ほのおの中に とびこんでいました。 》

ページ一面に広がる 炎の中に 飛び込む白いうさぎを 見た途端
「あぁ!」
と 子ども達が 叫んだ。
口をあんぐりと 開けて まるで 今にもうさぎを止めるかの様だった。

目の前の この子どもたちの表情を見ていたら
いたたまれなくなって 声がうわずってしまった。

そのおじいさんは 本当は天の神様だった。
そのうさぎを いつまでもいつまでも 
大好きな月の世界でくらせるように してあげましょう。
と 「月のうさぎ」になった・・・という お話でした。

どんなに命を失っても 決して自己を抜かずして そこで生きているそのまごころ・・・。
・・・それこそ「恕」の心なのかもしれない・・・と 改めて うさぎを想いつつ
ふと 教室を見渡すと 子どもたちは しんみりしているし
既に担任の先生も いつのまにか教室にいらしていて
横でアシスタントをしてくれていた ボランティアの方も
涙を拭っていた。
将に 教室が ひとつになっていた。

・・・あの子たちの あの瞳・・・。
何て 素晴らしい感性なのだろう!
いつから その感性は 失われてしまうのだろう・・・。

いや・・・本当は 大人になっても みんな持ち続けているはずだ・・・。
その美しい感性・・・。

今朝の「読み聞かせの会」のあの子たちの あの瞳を思い出しながら
空を見上げると 
お月さまが 雲の隙間から 顔を出し
うさぎが 微笑んでくれた。


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